1947-10-13 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会公聴会 第1号 まさに命数は盡きようとしてゐる老朽設備、故障の続出と、復旧補修資材の徹底的な不足と、稼働率と生産諸効率の低下と、資金難のその上に、石炭電力の消費規正強化等々、累積されてきた惡條件が相互に作用し合つて、ここに企業の経営は極度に窮迫せざるを得ない実情に至つたことを考えられるのであります。こうした状態から資本家の正常経営からやみ経営への轉落が始まつたと私には感ぜられるのであります。 市川三郎